菅平ナチュラリストの会~独鈷山 鞍が淵の蘚苔類 ・・展示中
2020年1月11日
2017年から3年間にわたって、筑波大学山岳センター菅平高原実験所のナチュラリスト(ボランティア)コケ班による地域調査活動の一つとして、独鈷山~鞍が淵周辺のおよそ100×50mの場所の蘚苔類(せんたいるい・・・コケ植物)を調査することになり、とっこ館の行事として、菅平高原実験所の出川洋介先生による自然観察会を菅平ナチュラリストの会も参加して昨年三月に行われました。
木々の芽吹き前の観察会なので、蘚苔類、地衣類などに、より目が向くことになります。
採集した標本は持ち帰り、とっこ館にて実体顕微鏡や光学顕微鏡等を使って仮同定(生物の分類額においての同定は種名を調べる行為を指します)を行いました。
館内には、20種類の蘚苔類の写真と、観察会の様子も展示されています。
身近なさまざまな場所の、いままで目に入らなかった自然について関心が向けられる体験になったと思います。